投手の肩のケアアイテム
野球(特に投手)の肩のケアで特に重視しているのが(個人的に)、
小円筋、三頭筋、三角筋後部、後方関節包、広背筋ですかね。
腕を内旋(内に側にひねる)させる筋肉たちです。
下によく見るストレッチを載せましたが、野球経験者は同じように全員投球側が固さを感じると思います。悪化するとボールがすっぽ抜けたり、シュート回転したり…そして肩の痛みと…リスクが高まります。
なぜこうなるかという難しい話はまたの機会にして…
私はトレーナーとしてこの部位を手技でケアを行っているのですが、
今回ある器具を使用したらかなりの改善がみられたのでご紹介します。
まず、before & afterをどうぞ。
●肩関節の内旋と後方関節包の柔軟性
●広背筋の柔軟性(肘つけたまま手を上に上げる)
●肩関節内旋の柔軟性
…ちょっと肘下がってしまいましたが…
手技でもできますが、1人でやるには効率が悪い。
そこで今回使用したのが【ドクターエア:ストレッチロール】です。
簡単に言うと「高振動するストレッチポール」です!
2階で使用すると間違いなく下の階からクレーム来るレベルの高振動です笑
そしてこんな感じで使用してます。
音はあえて消してます。
何分かやると上記のbefore & afterのようになります。
ホームページでうたわれている筋膜リリースというのはいかがかと思いますが、高振動刺激により筋肉の共収縮などが促され関節を安定化されターゲットの筋肉が機能を取り戻したのではないかと思っています。
ちなみに選手によっては緩くなりすぎて力が入りづらくなることがありました。その場合は手技で肩関節を刺激し安定化をすると問題ありませんでした。
なので非常に効率の良いケアアイテムですが、評価、判断する人はやはり必要です。
違和感があるときは相談してください。
次回はこれを使った投手のアップを紹介します。
●小円筋
●三頭筋(長頭)
●三角筋(後部)
●関節包(後部)
●広背筋
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