投球障害のフェーズ分け 1
投球で肩の痛みがある選手はまず投球のどのフェーズで痛みが出るか確認しましょう。
そのフェーズによってどんな病態なのか推測できます。
病態がわかれば具体的な対策も見えてきます。
●アーリーコッキング↑↑
〜ステップ脚接地
・肩峰下インピンジメント
→肩の横や上に痛みを訴えることが多い
・前上方関節内インピンジメント(ASI)
→肩の前に痛みを訴えることが多い
・上腕二頭筋長頭腱炎
→肩の前に痛みを訴えることが多い
●レイトコッキング↑↑
左足接地〜MER
・上方関節唇損傷(SLAP損傷)
→肩の前や奥に痛みを訴えることが多い
・後上方関節内インピンジメント(PSI)
→肩の後に痛みを訴えることが多い
・腱板損傷、断裂
→損傷部位により異なる
●アクセラレーション↑↑
MER〜リリース
・上方関節唇損傷(SLAP損傷)
→肩の前や奥に痛みを訴えることが多い
・後上方関節内インピンジメント(PSI)
→肩の後に痛みを訴えることが多い
・腱板損傷、断裂
→損傷部位により異なる
●フォロースルー↑↑
リリース〜
・前上方関節内インピンジメント(ASI)
→肩の前に痛みを訴えることが多い
・ベネット損傷
→肩の後に痛みを訴えることが多い
まずは整形外科を受診しましょう!!
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