握り方で肘の負担が減るかも
最近の妄想ですが、フォーシーム(ストレート)のボールの握り方が写真②より写真①の選手の方が前腕や肘内側部、上腕三頭筋の張りや痛みを訴えることが多い気がします。
写真①
ボールと指(親指と人差し指)の間に空間があるタイプ
写真②
ボールと指(親指と人差し指)の間にあまり空間がないタイプ
写真①は、
・綺麗なバックスピンをかけたい
・リリース時にしっかり指にかけたい
・ボールに下向きの力を加えたい
そんな意識の選手が多い気がします。
私の推察ですが、上記の選手は綺麗なバックスピンをかけたいがあまり示指と中指のPIPとDIPを意識的に強く屈曲させてリリースしていると思います。つまり深指屈筋や浅指屈筋への負担⬆️により肘関節内側側副靱帯への負担も⬆️。
またこのタイプはダブルプレーンになりがちです。その影響もあるのかなとも思っています。
写真①の握り方で肘の張りが強い選手は写真②で試してみてはいかがでしょうか。
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ちなみに、PIPとDIPの屈曲角度はボールの回転速度を上げることには貢献しておらず、むしろ角度は伸展していたというデータがありました。(どこで見たんだっけ…)おそらくリリース時にボールに押されて結果的に伸展させられていたということだと思われますが。
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