知識か?感覚か?

動作解析やデータ解析が身近になり高校生でも上手くなりたいと思ったらいくらでも情報を得られる時代になりました。選手と話していても以前より具体的な質問が多くなりました。

意欲がありとてもいいことだと思います。ただ少し物足りなさを感じます。


感覚を見失ってないか。
カタチにこだわりすぎてないか。


感覚?知識?
日本競輪のトップ中のトップ、浅井康太選手のTwitterのトップ画像にはこう書かれています。

“自分の感覚を見失う最大の弱点は“知識”である”

浅井康太選手Twitter↓↓
これを初めてみたときはかなり驚きました。なぜなら、浅井選手は理論派でメチャメチャ解剖学や生理学を勉強されているからです。文章だけだと感覚派で、もとから才能に恵まれた選手なのかなと思ってしまいますが、実際は知識入れまくってます。

矛盾してる…

と思いましたが、これこそが良いパフォーマンスを出し続ける、つまり再現性を高める重要なく要素なのかなと思いました。


再現性を高める

以前競輪選手との会話で興味深い内容がありました。その競輪選手は脚を上下にペダルをこぐ時、骨盤が前傾した状態でお腹で脚をはじき返す感じでペダルを踏む。そしてその時々のコンディションでその感覚に近くなるように自転車をセッティングするとおっしゃっていました。


なるほどと。


もし骨盤前傾が良いという知識だけでは、その時々のコンディションで対応は不可能。知識と感覚をもとに修正するからこそ良いパフォーマンスの再現性が高まっているのかと気づきました。


知識に裏付けされた自分なりの感覚を持つこと


選手はこれが必要なのではないでしょうか。



知識⇆感覚

選手は情報が手に入りやすい分もっと感覚を大切にして欲しいです。そして自戒を込めてアドバイスする側も知識だけではなく、選手の感覚も聞きながらが行っていきたいですね。

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