全てのカタチには理由がある

遠征6日目。いつもとは違う環境でいろいろ考えることができます。

さて、、


カタチ、形状には本質的な理由(目的?)があると思っている。


タイヤは四角形では走れないから円形の方がいいし、スマホは円形だと持ちづらいし見づらいから四角形の方がいい。(と思う…)


スポーツにおいても基本のフォーム、カタチを教わる。トレーナーもスポーツ特異性や機能面を考えてトレーニングする時にフォーム、カタチを教える。


そのメリットは2つ。解剖学的に怪我しにくいという障害予防の面と、力が入りやすい伝わりやすいなどパフォーマンス向上の面がある。


これらは本質ではないと思っている。カタチだけに目を向けていると本質は見えてこない。


スポーツやトレーニングにおいての本質は「感覚」だと私は思っている。


指導者はその「感覚」を伝えるためにフォーム、カタチを教えているし、トレーナーはその「感覚」を捉えやすくするために機能面を整えたり、エクササイズやトレーニングを教えている。


例えばパワーポジション。パワーポジションの姿勢(カタチ)を教えることは手段であり目的ではない。目的は腹圧をかけて体幹部を安定させること。腹圧がかかっている感覚がない状態で姿勢を真似ているだけではパフォーマンスに生きてこない。


つまり、重要なのは選手の「感覚」であり、カタチではない。


指導者やトレーナーはフォームやカタチからこの「感覚」を引き出し、また選手はその「感覚」を探しながら取り組む必要がある。


ただ難しいのは「感覚」は人それぞれであること。そのためお互いのコミュニケーションが必須になる。


トレーナーとしてどうすれば選手と「感覚」を共有できるのか。引き出せるのか。


正解は目の前の選手の中にしかない。


日々勉強だー!

MAYAMAカイロプラクティック

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