選手から学んだ事(失敗談)

前回、選手からたくさんの事を学んでいると書きましたがその一例を紹介したいと思います。(失敗談です…)

過去にこんな記事を書いてます。

要するに、私はあまり肩のインナートレーニングはそこまで必要ない派でした。普段の練習や一般的なウエイトでインナーは使われるからあえてインナーだけの種目をやる必要性はそこまでないだろうという考え方でした。もちろん可動域を広げるエクササイズ、ストレッチ、休養も行った上でですけども。


しかし、ある選手の肩を怪我をしてリハビリから復帰までの経験から「インナーってめっちゃ重要」と気付かされました。自分の勉強不足にかなり落ち込んだ経験です…。


診断名は「QLS症候群」。

初めての経験でした。症状の詳細は省きますが、投球時肩の後に痛みが出現し力が入らなくなります。重症化すると肩甲骨周りの感覚異常も出現します。幸いそこまではありませんでしたが。

(↑↑↑最大外旋時に丸周辺に痛み)


私なり評価し、問題のある筋肉を緩めたり、エクササイズで促通したりしましたが、その時は良くても投げると痛みが出現するの繰り返しでした。県外の病院に行きハイドロリリースをしましたが期待していた効果はありませんでした。また別の病院で診てもらいルーズショルダーである事を指摘され、一から肩甲骨の安定化とインナーを鍛えるところから始めました。3ヶ月ほどやり続けた結果、全力で投げても痛みは出現しなくなりました。


この選手からは多くのことを学びました。私の評価が甘かった事、インナーに対しての考えが甘かった事、最適な種目、回数、セット数、感覚、そして選手の大切な時間を奪ってしまった事。

選手から多くを学び成長させてもらっていると実感した一例です。このような経験を還元し育成に役立て恩返したいと思っています。

先日のアップしました弘前リトルシニアの講習会でも同じことを伝え、効果のあったエクササイズやストレッチをご紹介しました。


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