インピンジメント修正ドリル

投げる時に肩の上が痛い(インピジメント)時にありがちなフォームの改善、予防のドリルを紹介します。また、肩甲骨を使って投げる感覚がわからない方にもオススメです。


インピンジメントを起こしやすいフォーム

下記写真のように肩に力が入ってしまい肩甲骨が上がっている状態や、肩甲骨より上腕骨が前に出てしまっている方が多いです。

難しい言葉で言うとスキャプラプレーンから外れている、上腕骨骨頭の求心位がとれていないなどでしょうか。簡単に言うと肩甲骨と上腕骨が一直線ではない状態です。


腕が上がる動きはどうなっているのか

動画のように、本来腕が上がる動作というのは肩甲骨(関節窩)に対して上腕骨が潜り込むようにして上がっていきます。しかし力が入り肩甲骨が上がっている時は、潜り込む動きがなくなり上の骨(肩峰)にぶつかり、つまった感じや肩の上の痛み(インピンジメント症候群)につながります。


理想的な腕の上げ方を習得するためのドリル

動画では2種類紹介しています。

1種目目

ボールを肩関節に置き離れないように肘を横から上にあげていきます。この時肘で大きな円を書くように動かしましょう。そうすると肩甲骨が上がらずに自然と上腕骨が関節窩に対して滑り込むように上がっていきます。また肩甲骨も連動して上方回旋が起こります。肩甲骨から上腕骨までが一直線になるのでスキャプラプレーンも修正されます。

2種目目

ボールを肩関節に置き離れないように肘を前から真上に向かって上げていき、そこから横に向かって降ろしていきます。要は大きく回す感じですかね。そうすると同じですが自然と上腕骨が関節窩に対して滑り込むように上がっていきます。肩に力が入って肩甲骨が上がってくることはありません。しっかり肩甲骨は下がり(下制)体幹部を回旋させることによってい肩甲骨の内転→外転も促すことができます。


動画では少し重いボールで行ってますが、通常のボールでも問題ありません。アップで各10球でも違いを感じるはずです。是非お試しください。


今回スキャプラプレーンなど詳しい解説はこちらのサイトがわかりやすいと思いますのでリンク貼っておきます。


施術、トレーニング指導ご希望の方はこちらからお問い合わせください。↓

MAYAMAカイロプラクティック

痛みのない 美しい姿勢 動ける身体 理想の身体をサポートします!